佐世保相続遺言まちかど相談室の
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相続手続|佐世保市で最初にやるべきこと【行政書士が解説】
calendar_month 2026年01月19日
佐世保市でご家族が亡くなり、
「相続手続きは何から始めればいいのか分からない」
「役所や法務局、どこに行けばいいのか不安」
というご相談は非常に多く寄せられます。
相続には期限がある手続きもあり、順番を誤ると不利益を受けることもあります。
この記事では、佐世保市で相続が発生した場合に、最初にやるべき5つのことを行政書士の視点で分かりやすく解説します。
①死亡届の提出と火葬許可証の取得
まず行うのが、死亡届の提出です。
- 提出期限:死亡を知った日から 7日以内
- 提出先:佐世保市役所(各支所含む)
死亡届を提出すると、火葬許可証が交付されます。
これは葬儀・火葬に必ず必要な書類です。
※この段階では、相続手続きを急いで進める必要はありません。
まずは落ち着いて、今後の流れを把握することが大切です。
②相続人を確認する(戸籍謄本の収集)
次に重要なのが、相続人の確定です。
相続では、
- 配偶者
- 子
- 子がいない場合は親や兄弟姉妹
といったように、法律で相続人が決まっています。
思い込みで判断すると、後から相続人が判明してやり直しになることもあります。
相続手続きを進めるには、戸籍謄本を正確に揃えることが欠かせません。
佐世保市では、本籍地が他市町村にある場合でも広域交付制度を利用できるケースがあります。
▶︎ [佐世保市で相続に必要な戸籍謄本一覧と取得方法はこちら]
佐世保市の相続でよくあるケース
- 本籍地が佐世保市ではない
- 転籍を繰り返している
- 兄弟姉妹相続になる
この場合、出生から死亡までのすべての戸籍が必要になります。
戸籍収集は相続手続きの中でも、最も手間がかかる部分です。
③相続財産の調査(プラスの財産・マイナスの財産)
相続では、財産も借金もすべて引き継ぐ可能性があります。
調査すべき主な財産
- 預貯金
- 不動産(佐世保市内の自宅・土地など)
- 有価証券
- 借金・ローン・保証債務
特に佐世保市では、
- 空き家になっている実家
- 古い家屋や山林
などが相続財産に含まれるケースも多く、
固定資産税の通知書が重要な手がかりになります。
④ 相続放棄・限定承認を検討する(期限に注意)
もし借金が多い、または財産状況が不明な場合は、
相続放棄や限定承認を検討する必要があります。
- 期限:相続開始を知った日から3か月以内
- 申立先:被相続人の最後の住所地を管轄する家庭裁判所
(佐世保市の場合は佐世保を管轄する家庭裁判所)
注意点として、
預金を使ってしまう・不動産を処分するなどの行為をすると、
相続放棄ができなくなる場合があります。
判断に迷う場合は、早めの専門家相談が重要です。
借金がある可能性がある場合は、相続放棄を含めて早めに判断する必要があります。
相続放棄には3か月の期限があり、行動を誤ると放棄できなくなることもあります。
▶︎ [佐世保で相続放棄する場合の流れと注意点(3か月期限)]
⑤ 専門家に相談するタイミング
相続手続きは、すべてを自分で行うことも不可能ではありません。
しかし、次のような場合は専門家への相談をおすすめします。
- 相続人が複数いる
- 兄弟姉妹相続になる
- 相続放棄を検討している
- 戸籍収集や書類作成が負担に感じる
行政書士は、
- 相続人調査
- 戸籍収集
- 遺産分割協議書の作成
- 相続手続き全体のサポート
を行うことができます。
まとめ|佐世保市で相続に不安がある方へ
佐世保市で相続が発生した場合、
大切なのは 「早めに動くこと」と「順番を間違えないこと」 です。
- 期限のある手続きがある
- 思い込みで進めるとやり直しになる
- 途中で止まってしまう方が多い
少しでも不安がある場合は、無理に一人で抱え込まず、
専門家に相談することで、結果的に時間も負担も軽減できます。