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【相談事例】佐世保市で兄弟相続となり相続放棄を選択したケース
calendar_month 2026年02月07日
佐世保市で相続が発生した場合、
相続人が配偶者や子ではなく、兄弟姉妹になるケースも少なくありません。
兄弟相続では、
- 相続人調査が複雑
- 借金の有無が分かりにくい
- 相続放棄の判断が難しい
といった問題が起こりやすくなります。
今回は、佐世保市で実際によくある兄弟相続の相談事例をもとに、
相続放棄を選択するまでの流れと注意点をご紹介します。
※プライバシー保護のため、内容は一部変更しています。
ご相談内容(Aさん・60代)
- 被相続人:佐世保市在住の兄
- 相続人:弟2名(Aさん含む)
- 配偶者・子:なし
- 財産状況:不明(自宅は空き家)
Aさんは、
「兄が亡くなったが、借金があるか分からない」
「相続放棄すべきか判断できない」
という理由で相談に来られました。
問題点① 兄弟相続で戸籍が膨大になる
兄弟相続の場合、
被相続人の出生から死亡までの戸籍すべてが必要です。
このケースでは、
- 本籍地の移動が複数回
- 古い除籍・改製原戸籍が存在
しており、
広域交付だけでは揃わない戸籍もありました。
👉 戸籍収集だけで、一般の方にはかなりの負担になる状況でした。
問題点② 財産状況が不明なまま期限が迫っていた
Aさんが相談に来られた時点で、
相続開始からすでに2か月以上経過していました。
相続放棄の期限は 3か月。
残された時間はわずかでした。
しかも、
- 預貯金の有無が不明
- 借金の存在も確認できていない
という状態で、
慎重な判断が必要でした。
対応① 戸籍収集と相続関係の整理
まず、相続関係を正確に把握するため、
- 被相続人の出生から死亡までの戸籍収集
- 相続人が兄弟2名のみであることの確定
を行いました。
👉 この段階で、他に相続人がいないことが明確になりました。
対応② 相続放棄を前提に行動制限を説明
Aさんには、
- 預金に手を付けない
- 空き家の処分をしない
- 固定資産税の支払いについても慎重に対応
といった、
相続放棄ができなくなる行為について説明しました。
対応③ 相続放棄の申立てを実施
期限内に、
- 必要書類の準備
- 家庭裁判所への相続放棄申立て
を行い、
無事に 相続放棄申述受理通知書が届きました。
Aさんからは
「期限に間に合って本当に安心した」
とのお言葉をいただきました。
この事例から分かるポイント
① 兄弟相続は早めの対応が必須
兄弟相続は、
- 戸籍が多い
- 判断に時間がかかる
ため、放置すると期限切れになりやすいです。
② 相続放棄は「何もしない」ではない
- 正式な申立てが必要
- 行動を間違えると放棄できなくなる
という点を知らない方が非常に多いです。
③ 佐世保市の相続は空き家が絡みやすい
空き家の管理や処分に手を付ける前に、
相続放棄をするかどうかの判断が重要です。
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まとめ|佐世保で兄弟相続に直面したら
- 兄弟相続は想像以上に複雑
- 相続放棄の期限は3か月
- 自己判断はリスクが高い
佐世保市で相続や相続放棄に不安がある方は、
早めに専門家へ相談することが安全です。
佐世保市で相続・相続放棄のご相談は
「兄弟相続になってしまった」
「借金があるか分からない」
という場合でも、お気軽にご相談ください。